
PROFILE
プロフィール
あおききみ
米国心理セラピスト・青木 貴美

米国ニューヨーク州認定の心理セラピスト。
心理セラピスト歴18年、NYでの個人開業歴13年。
臨床実績は15,000時間以上にのぼる。
最新の心理療法を用いた
一対一の温かく丁寧な心理セラピーは
「女性の視点に立ったやさしく深い寄り添い」として
多くの信頼をいただいています。
日本では悩みを抱える人の多さに対して、
相談できる場がまだまだ足りていない現実があります。
そのギャップを少しでも埋めたいという思いから
2021年より日本でも活動を開始しました。
これまで、京都大学をはじめとする
大学での心理療法に関する講義や、
NPO法人ニューヨーク日本人シングルマザーの会での17年間の代表活動を通じて、
多様な背景を持つ女性の声に耳を傾けてきました。
アメリカ在住36年を経て、現在は日本を拠点に
NYスタイルの本格的な心理セラピーを国内外へ届けています。
【経歴】
ニューヨーク大学大学院を修了後、ニューヨーク市内にある2つのメンタルヘルスクリニックにて、子ども・ティーン・大人を対象に心理セラピーを行う。
クリニックでは、力動的心理療法、認知行動療法(CBT)、プレイセラピー、ソーシャルスキルトレーニング、ペアレントトレーニング、カップルセラピー、ファミリーセラピー、ケースマネジメントなどの技法を用いた支援を行う。
2008年よりマンハッタンにて、ニューヨーク近郊に住む日本人を対象とした心理セラピーの個人開業を開始。
2021年12月より東京都に拠点を移し、現在も引き続き、個人開業にてオンラインでの大人への心理セラピー/カウンセリングを行っている。
セラピストとしての継続教育、スーパービジョンなど、主にアメリカの最新トレーニングを受け続けている。
● AEDP™ レベル 3 セラピスト。
● William Alanson White Institute(ホワイト研究所)でのIntensive Psychoanalytic Psychotherapy Program 修了。
【心理セラピーのアプローチ】
大切にしているのは、クライアントが「安心・安全」を感じられる関係性。そして、クライアントをひとりにしないこと。
感情と癒しに焦点を当て、「今・ここ」でのクライアントの体験や変化を丁寧にたどりながら、本来クライアントの中にある力を引き出していくこと。
心の奥深く、潜在意識にも働きかけ、幼少期からこれまでの体験を丁寧にみていくこと。
軸としているアプローチは、AEDP™と力動的心理療法。
そのほか、クライアントの状態に応じて、
マインドフルネス、セルフ・コンパッション、認知行動療法(CBT)、ポリヴェーガル理論、ペアレントトレーニングなどの要素も柔軟に取り入れている。
AEDP™心理療法とは、癒しを中心に据えた、感情と関係性を大切にする体験型の心理療法です。身体の感覚にも注目しながら、セラピストとの温かく安全な関係の中で「感情の修正体験」を積み重ねていき、脳の変化と心の変容を促します。
ただ話を聴くだけでなく、思考に偏りがちな状態や自制的なパターンから少しずつ離れ、置き去りにされやすい“本当の気持ち”や“からだの感覚”に丁寧に寄り添っていきます。
人の「本当の気持ち」は、たいてい何段階も奥にあって、安心できる環境でなければなかなか現れてきません。けれども、その感情にしっかり触れられたとき、心は自然と元気を取り戻し、前に進む力が湧いてきます。
感情は、行動を変える力を持っています。深い癒しは、大切な「心の栄養」となり、私たちを生き生きと動かしてくれるものです。
そんな感情の体験を支え、変容へとつなげていく。
それが私の行っている心理セラピーです。
【主な活動】
■2024年12月、及び2023年11月
京都大学、人間・環境学研究科において心理療法についての講義を行う。
■2024年8月
日本心理臨床学会 第43回大会にて、事例研究の口頭発表を行う。
発表者:パリス祐子、青木貴美 「AEDP 防衛から本当の自己へ ~臨床ビデオを用いた事例研究~」
■2011年 - 2022年
NY邦人メンタルヘルスネットワークサブグループとして東日本大震災被災者の支援活動を行っている。その一環で、
福島県内の中学・高校で教職員の方々へのサポートや、こころのケアセンターの支援、
宮城県名取市にある尚絅学院大学・大学院臨床心理学科にてカウンセリングについての講義などを行う。
■2004年 - 2021年
ニューヨーク日本人シングルマザーの会を発足。
海外で子育てするシングルマザーが、同じような思いをシェアしてネットワークづくりや情報交換などお互いを助け合える場所を提供。後にNPO法人設立。
2021年に日本に帰国するまで会の代表として活動する。